「英語絵本を読み聞かせているけど、子どもが興味を示さなくてなかなかうまくいかない」
「英語絵本を読み聞かせるのに自分の英語に自信がない」
なかなか英語の読み聞かせがうまくいかないという人も多いのではないでしょうか?

我が家の長男も4歳からおうち英語スタートのため、子どもが日本語の本は読んでくれるのに、英語の絵本には食いつかずに苦労しました。
今回は、英語絵本の効果的な読み聞かせ方法とよくある悩みの解決策をご紹介します。
また、英語絵本を習慣化しやすくするコツについても解説します。
これを読めば、英語絵本の読み聞かせが自信をもってできるようになりますよ。
おうち英語4歳スタートの我が家の息子たちの経験も交えて紹介しますので、おうち英語遅めスタートの方もぜひ参考にしてみてくださいね。
英語力が伸びる!効果的な英語絵本の読み聞かせのやり方


次に効果的な英語絵本の読み聞かせ方法についてご紹介します。
お気に入りの絵本は何度もくり返し読む
同じ英語絵本を繰り返し読むことで、語彙やフレーズが自然と定着します。
繰り返し読むことで、英語の表現や文法が無理なく身につきます。



車好きの子は車の絵本、動物好きの子は動物が出てくる本など子どもの興味に合わせて本を選ぶとお気に入りになりやすいですよ。
お気に入りの絵本を何度も読むことで、英語がスムーズに身につきますよ。
我が子がハマったお気に入りの絵本は下記の記事でご紹介していますので、良かったら読んでみてください▼


いちいち日本語に訳さない
英語絵本を読むときは、日本語に訳さず、そのまま英語のまま楽しむことが大切です。
英語をそのまま聞くことで、子どもの耳は自然と英語のリズムや響きに慣れていきます。
また、絵を見ながら意味を推測する力も身につき、英語を英語のまま理解する習慣ができます。
例えば、「Look! A dog!」というフレーズを、絵を指さしながら繰り返し読んでいると、子どもは「dog=犬」と考えるのではなく、直接「dog」という単語を認識するようになります。
訳さずに英語をそのまま楽しむことで、英語を自然に吸収できる環境が作れますよ。



「これの意味は?」と聞かれたら、「なんだろうね?」と分からないふりをして、一緒に考えるようにしてみてください。
発音を気にしすぎない
発音にこだわりすぎず、親子で楽しみながら読み聞かせることが大切です。
大切なのは、英語を楽しむ姿勢を子どもに伝えることです。
たとえば、親が「The cat is sleeping.」と少しカタカナ英語っぽく読んだとしても、子どもは文脈や絵から意味を理解します。
まずは発音の正確さにこだわらず、一緒に絵本を楽しむことを優先してみてくださいね。
親子で内容を楽しむ
英語絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションの時間として楽しむことが大切です。
絵本をただの学習ツールとして扱うのではなく、親子で一緒にストーリーを楽しむことで、英語への興味が深まります。
「これは何かな?」「なんでこうなったんだろうね?」などわいわい話しながら読むこともおすすめです。
たとえば、『The Very Hungry Caterpillar』を読んだあとに、「次は何を食べるかな?」と子どもと話し合うことで、物語をより楽しむことができます。
絵本を通じて親子の会話を増やし、楽しい英語学習の時間を作りましょう。
英語絵本の読み聞かせによくある悩みと対策


次に、英語絵本をしている中でよくある悩みと対策をご紹介します。
英語絵本の読み聞かせがうまくいかないという人はぜひ参考にしてみてください。
子どもが集中しない
赤ちゃん時期は本を投げたり、どんどんめくろうとしたりするのはよくあることです。
「そうしたい時期なんだな」という気持ちで無理に読もうとしなくて大丈夫です。
毎日絵本を続けていると年齢が進むにつれ、読んでくれるようになります。
それまでは「子どもに読み聞かせているのではなく、自分が読みたいから読んでいるんだ」という意識で読み進めてみてください。
好きなキャラクターや好きなものが登場する本を選ぶと集中しやすくなりますよ。



少しずつ読む時間を延ばしていきましょう。
毎日忙しくて読む時間がない
忙しい日常でも、一日5分の短い時間を活用すれば、英語絵本を無理なく続けられます。
短時間でも英語に触れる習慣を作ることで、子どもは自然と英語に親しむことができます。
ベッドに入って寝る前5分だけでも良いので絵本を読む時間を作ってみましょう。
その時間さえ難しいという時は、YouTubeで読み聞かせ動画を流したり、CD付き絵本を活用したりすることで、親も子どもも無理なく英語に触れることができます。
短い時間でも継続することで、英語に親しむ機会を増やせますよ。
英語が苦手で読み聞かせに自信がない
英語が得意でなくても、親子で一緒に楽しむ姿勢が大切です。
完璧な発音よりも、英語に触れる時間を作ることが重要だからです。
どうしても英語に自信がない場合は、子どもに読み聞かせる前に単語の発音を調べたり、YouTubeの読みきかせ動画を参考に練習してみてください。
有名な本であれば、本のタイトルで検索すると、結構な確率でネイティブの読み聞かせ動画が出てきます。



前もって練習しておくことで自信をもって読み聞かせられるようになりますよ。
どうしてもネイティブ音声が良いという人は、YouTubeの読み聞かせ動画を活用したり、CD付き絵本の音源を利用するのも良いでしょう。
親も一緒に学ぶ気持ちで取り組むと、子どもも安心して英語を楽しめます。
まずは発音にこだわらず、親子で楽しく英語絵本を読んでみてください。
英語絵本を拒否する
英語絵本を拒否することは、日本語を理解している、理解し始める時期によくあることです。



我が家の場合、長男は4歳スタートと遅めだったので、日本語にどっぷりで英語絵本には興味を示しませんでした。
英語に慣れていないと、英語の文字自体にも拒否反応を示してしまうものです。
そんなときは子どもの興味のありそうな本を用意してみてください。
文章が少なめのほぼイラストの絵本も良いですね。
「Good Night Gorilla」であれば “Good night.”しか文章がありません。
ほかには仕掛け絵本もおすすめです。
仕掛け絵本は見るとめくりたくなるので興味を引くことができます。
一緒に体を動かして楽しめる本もあります。
それでも難しい場合は、歌になっているCD付きの英語絵本を選んでかけ流し時間を増やしてみてください。
CD付き英語絵本はコスモピアのホームページから購入できます。
かけ流しでよく聞いている英語が聞こえてくると、「なんか聞いたことある」と本に注目してくれるようになるでしょう。
子どもの興味に合わせてアプローチを変えながら、英語に触れる機会を増やしていきましょう。
英語絵本の読み聞かせを習慣化するコツ
ここまで英語絵本の読み聞かせの方法について解説しましたが、読み聞かせを習慣にするのは簡単ではありませんよね。
そこで、以下のコツを取り入れることで、英語絵本の読み聞かせをよりスムーズに日常の一部にすることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
読み聞かせの時間を決める
英語絵本の読み聞かせを習慣化するには、毎日のルーティンに組み込むことが大切です。
決まった時間に読み聞かせをすると、子どもが予測しやすくなり、自然と読書が習慣になります。



たとえば、寝る前の15分や朝食後の10分を「おうち英語タイム」にすると、毎日継続しやすくなりますよ。
目に入る場所に本を置く
英語絵本を手に取りやすい場所に置くことで、自然と興味を持つ機会が増えます。
目につく場所に本があると、子どもは「読んでみよう」と思いやすくなります。
特に読み聞かせたい本や新しい絵本は、ソファの上などにポンッと置いておいてみてください。
なんだろう?と興味を示し、「これ読んで!」となるかもしれません。



「読んで!」と言われたら、こちらも嬉しくなって読もうという気持ちになりますよね。
英語絵本を身近に感じられる環境を作ることで、自然と読み聞かせの習慣が身につきます。
図書館や本屋に一緒に行く
図書館や本屋に定期的に行くことで、絵本への興味を高められます。
また、子どもと一緒に本を選ぶ時間を作ると、子どもの興味のあることや好きなものに気付くことができます。



興味が分かれば、ネットでも絵本を選びやすくなりますよ。
図書館なら、多くの本を無料で借りられるのもメリットです。
英語絵本はすべて購入していると結構な金額になりますよね。
図書館をうまく利用すれば、経済的にも助かります。
図書館で借りてみて子どもが気に入ったら購入するということでもできますね。
まとめ:英語絵本の読み聞かせで楽しい親子時間を過ごそう
今回は、おうち英語に取り入れたい英語絵本の読み聞かせ方法と英語絵本の選び方についてご紹介しました。
最後にもう一度ポイントをまとめておきます。
≪効果的な英語絵本の読み聞かせ方法≫
- お気に入りの絵本は何度もくり返し読む
- いちいち日本語に訳さない
- 発音を気にしすぎない
- 親子で内容を楽しむ
≪英語絵本の読み聞かせを習慣化するコツ≫
- 読み聞かせの時間を決める
- 目に入る場所に本を置く
- 図書館や本屋に一緒に行く
英語絵本の読み聞かせは子どもが慣れたり、習慣化するまで時間がかかるかもしれません。
まずは自分が楽しむという気持ちで続けてみてくださいね。

