おうち英語を始めたら必ず読みたい！おすすめ英語育児本10選

特にSNSを見ていると色々な情報があり、何をしていけば良いのか迷うと思います。

事実、おうち英語には色々な方法があります。

とはいえ、SNS上には言語学的根拠がない方法も紹介されていたりします…

それに比べて、本には校閲が入っているので、誤った情報や方法が書かれていることが少なく、効率的に情報を得ることができます。

今回は英語育児本を50冊以上読んできた私が、特に参考になった英語育児本を10冊に厳選してご紹介します。

ご紹介した本を読めば、おうち英語の根本的な考えや方法が分かり、自信をもっておうち英語を進めていくことができますよ。

番外編として、子育て全般において参考にしたい本2冊もご紹介しますので、ぜひ気になったら読んでみてください。

おうち英語の進め方がわかる本

まずはおうち英語全体像やおうち英語の進め方、方法が分かる本をご紹介します。

おうち英語を始めたら読んでおきたい本を集めました。

世界で活躍する子の＜英語力＞の育て方

英語が話せるようになるメリット、子どもの英語教育でよくある間違い、「CEFR　B2レベル（ハリー・ポッターを原書で読めるレベル）」に到達するまでの学習方法が書かれています。

子どもの英語教育について網羅的に書かれているので、おうち英語を始めたばかりの人にはぜひ読んでほしい1冊です。

10万組の親子が学んだ 子どもの英語「超効率」勉強法

英語学習教材「パルキッズ」の開発者、船津洋さんが書かれた本です。

英語習得のメリット、英語学習の進め方などが書かれています。

小学生からスタートする場合の学習方法についても書かれているので、「今からでも間に合うかな」と不安に感じている人にもおすすめです。

「英語は楽しい」「英語が好き」という表現をよく聞きますが、「日本語は楽しい」「日本語が好き」と言っているようなものと書かれており、確かに奇妙に感じました。

英語を「自分の外にあるもの」から「自分の中にあるもの」にするということが大事だと学べます。

船津洋さんの教材については、下記の記事でもご紹介しています。興味があれば合わせて読んでみてください▼

ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て!

かけ流しや多読が効果的だとされる言語学的根拠がわかりやすく解説されています。

納得感をもって英語教育を進めたい人におすすめです。

一つ気を付けたいのは、この本では主に3歳からの英語学習法が提示されています。

とても参考になる本ですが、2歳以下を育てる親御さんは何をすれば良いの？となるかもしれません。

楽しい「子ども英語」はなぜ身に付かないの? 

ドキッとするタイトルですが、楽しく学ぶ英語を否定しているわけではありません。

小さい頃に楽しく学んだ英語を忘れてしまうのはなぜか、そうならないために多読や英語の読み聞かせなど「英語を読む力」を身に付ける方法が解説されています。

英検受験もおすすめされており、英検5級の学習方法についても細かく書かれています。

初めて英検を受けさせようと考えている方にもおすすめの本です。

モンテッソーリ教育×おうち英語で世界に羽ばたく子どもを育てる

モンテッソーリ教育を取り入れながらおうち英語を進めていく方法が紹介されています。

モンテッソーリ教育について、年齢別のおうち英語の進め方、英語絵本の読み聞かせ方、おすすめの英語絵本、語りかけ英語フレーズ、英語アクティビティなど幅広く掲載されています。

モンテッソーリ教育について興味のある方、モンテッソーリ教育を実践している方におすすめです。

赤ちゃんからの英語レッスン~親子で始める「絵本100冊暗唱メソッド」

その名のとおり、英語絵本を100冊用意し、暗唱するまで毎日読み聞かせる「英語絵本100冊暗唱メソッド」について書かれています。

この本では主にCTPが紹介されています。

読み聞かせに多読絵本であるCTPだけを使うのは個人的にあまりおすすめはしませんが、毎日の読み聞かせは賛成です。

100冊を暗唱というと難しく聞こえるかもしれませんが、短い文章を3年くらいかけて行われるので、子どもは意外とすんなりできてしまうのだそう。

音声付きの絵本で行うので、「私は英語が苦手だけど子どもには英語を習得させたい」というママパパにもおすすめの本です。

暗唱を終えた後、自力で英語を読めるようにする方法も解説されていますよ。

親子で楽しめる　絵本で英語をはじめる本

50冊の英語絵本が紹介されており、英語絵本は多すぎて何を買ったらよいか分からないという人におすすめです。

3ナイ主婦タエさんの本でも「この本を参考に選書していた」と紹介されていました。

こんな時にはこんな本がおすすめというように、シーン別、悩み別に紹介され、どんな雰囲気の本かが分かるので、お子さんにぴったりの本が見つかるでしょう。

育児に悩んだ時に子どもと一緒に読みたい親向けの英語絵本も紹介されており、筆者の優しさを感じました。

英語絵本の読み聞かせのメリット、Q＆Aも載っていて、納得感を持って英語絵本の読み聞かせができますよ。

おうち英語の効果が分かる本

次に、実際におうち英語で結果を出したご家庭の体験談が書かれている本をご紹介します。

本当に効果があった方法を知りたいという人におすすめです。

お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話

著者のタエさんの英語育児は2歳10カ月から。おうち英語の中では、決して早いほうとは言えません。

それでもここまで英語力を伸ばせるんだととても励みになりました。

フラッシュカードを自作する、節約の小ワザなど低予算で実践できる方法も満載。

とにかく「英語を特別なものと思わせない」という意識が徹底されていて参考になります。

低予算、親の英語力が高くなくてもバイリンガルに育てたい人にぜひ読んでほしい一冊です。

著者のタエさん監修の教材「ベビーパーク英語通信講座」を下記の記事で紹介しています。興味がある方はあわせてどうぞ▼

０歳から始めて８歳で英語ガイドができる子を育てた　拓土くん家の英語メソッド

タイトル通り、拓土くんが8歳で英語ガイドになるまでの過程が書かれています。

拓土くんのおうちはDWE正規ユーザーで主にDWE中心の学習をされているので、DWEユーザーの方はぜひ読んでみることをおすすめします。

ただ、読んでいて感じたのは、拓土くんの英語力をUPさせた一番の要因は、お母さんの行動力と愛情ではないかということ。

拓土くんのその時その時の興味を逃さずに適切な教材を与えたり、アウトプットの場を求めて大人のみの受け入れ施設に「我が子を受け入れてほしい」と熱烈にアプローチして許可をもらったり。

学習法だけではなく、親のサポート方法を学べる本です。

英語の語りかけフレーズを知れる本

「英語で語りかけをしたいけど英語に自信がない」という人におすすめの本をご紹介します。

ネイティブママが実践！中学英語だけで話せる _ おうち英語　語りかけパターン75

「英語で語りかけ育児をしたいけど英語が苦手」、「語りかけフレーズをもっと増やしたい」という人におすすめです。

日本語でも赤ちゃん言葉があるように、英語にも年齢相応の言い回しがあります。

この本では、赤ちゃんにはこのフレーズ、3歳からはこのフレーズというように、同じ内容でも年齢別で別のフレーズが載っています。

音声DLはもちろん、英語音声アプリで聞けたり、二次元バーコードから実際に筆者のアイシャさんが日常でお子さんに語りかけている動画を見れたり、学習しやすいのもおすすめのポイントです。

番外編：子育て全般に役立つ本

次の2冊は英語育児に直接関係はありませんが、英語育児にも取り入れたい方法や声がけについて学べる人気の本です。

思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ

日本とアメリカで読み聞かせ方に違いがあることは知っていましたか？

親にぴったりくっついてじっと聞き入る読み聞かせは、実は日本流だそう。

アメリカでは読み聞かせ中でもたくさん質問したり、子どもが思ったことを口にしたりするんだそうです。

この本では、アメリカ式のダイアロジックリーディングの効果や方法について解説されています。

方法については実際にある数冊の日本の絵本を例にとって説明されているので、とても分かりやすいですよ。

「子どもがじっと絵本を聞いていられない」とお悩みのママパパにもぜひ読んで欲しい1冊です。

モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方

モンテッソーリ流のほめ方としかり方について書かれています。

子どもをほめる時「すごいね！」「上手だよ！」と言っていませんか？

実はこの「おざなりほめ」と呼ばれるほめ方はあまり良くないのだとか。

大切なのは結果ではなく、その結果に至った努力、過程、手順を褒めることだそう。

しかり方についても、「ダメ！」「違う！」を言わない言い換えがたくさん載っています。

子どもとの接し方を見直せる本です。

まとめ：本を読んで迷わずおうち英語を進めよう

今回は英語育児について参考になる本を12冊ご紹介しました。

おうち英語や英語育児には色々な方法があります。

ご紹介した本をぜひ参考にして、家庭環境やお子さんに合うおうち英語の方法を見つけてくださいね。