マザーグースがかけ流しに良いって聞いたけどなぜ?
マザーグースを聞かせるメリットを知りたい
おうち英語を始めるとマザーグースも聞かせたほうが良いという話を聞きませんか?
私がこれまで読んだ多くの本でもマザーグースが推奨されていました。
それだけ良いということなんですよね。
ですが正直、マザーグースが何で良いのかはよく分かりませんでした。
結論、マザーグースは
- 英語特有のアクセント・イントネーション・リズムが身に付く
- 親子で楽しく聞ける
- 文化や歴史の理解につながる
といった点で幼児期のかけ流しに最適です。
今回は毎日マザーグースもかけ流ししている私が、効果抜群のマザーグースについて解説します。
- マザーグースとは何か
- マザーグースがおうち英語のかけ流しに適している理由
- マザーグースのおすすめCD
これを読めばマザーグースの良さが分かり、自信をもって子どもに聞かせられるようになりますよ。
マザーグースとは英語圏の伝統的な童謡
マザーグースとは、アメリカやイギリスなどの英語圏で伝えられている伝統的な童謡や韻文のことです。
日本でいう「あんたがたどこさ」「花いちもんめ」のような小さい頃からよく聞いている、親しんでいる、わらべ歌のようなものだと思ってください。
これらの童謡は、17世紀から19世紀にかけてのイギリスで広まり、1,000曲以上あると言われています。
なかには作者不明のものも。
マザーグースは「ナーサリーライム(Nursery Rhyme)」と呼ばれることもあります。
イギリスではナーサリーライム、アメリカではマザーグースという呼び方がよく使われています。
北原白秋が「まざあ・ぐうす」として訳詩集を発表したこともあり、日本ではマザーグースが一般的になっているようです。
本記事でもマザーグースと呼んでご紹介していきますね。
≪マザーグースの代表的な曲≫
- Twinkle, Twinkle, Little Star(きらきら星)
- Mary Had a Little Lamb(メリーさんの羊)
- London Bridge Is Falling Down(ロンドン橋落ちた)
- Humpty Dumpty(ハンプティダンプティ)
- Hickory Dickory Dock(ヒッコリーディッコリードック)
日本でもおなじみの歌が多いですよね。
マザーグースがおうち英語のかけ流しに良いとされている理由
マザーグースとは何かが分かったところで、次になぜおうち英語に最適とされているのかをご紹介します。
英語特有のアクセント・イントネーション・リズムが身に付く
マザーグースはとにかく韻を踏んでいるものが多く、ライミング、アリタレーションの宝庫です。
ライミング…単語の終わりの音をそろえて韻を踏むこと。
アリタレーション…単語の最初の音を合わせることで韻を踏むこと。
「Humpty Dumpty」「Hickory Dickory Dock」なんかはタイトルからも分かると思います。
日本でも有名な「Twinkle, twinkle, little star(きらきら星)」の歌詞も韻を踏んでいます。
Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!
Up above the world so high,
Like a diamond in the sky
韻を踏んでいると聞いていて心地が良いので、聞き飽きずに続けられるんですね。
同じ音が何度もくりかえされることで、音やリズムも耳に残りやすくなります。
マネして歌っているうちに、英語のアクセントやリズムが自然と身についていくのです。
親子で楽しく聞ける
マザーグースは1,000曲以上あると言われていて、手遊び歌や子守歌、早口歌などさまざまな種類があります。
どれも1曲1分程度なので、覚えやすいのも特徴です。
手遊び歌は親子で遊びながら英語に親しめるのでぜひ一緒に楽しんでほしいと思います。
代表的なのは「Pat-a-Cake」。(※クリックするとYouTubeが流れます)
ぜひマザーグースの手遊び歌で親子時間を楽しんでください。
文化や歴史の理解につながる
マザーグースは英語圏では教養の一つです。
英語圏の映画やドラマのセリフには、マザーグースが引用されることがあります。
マザーグースを知っていれば、よりその映画を深く理解して楽しむことができるしょう。
マザーグースは大人になってからも役立ちそうですね。
迷ったらコレ!マザーグースおすすめCD3選
ここまで読んで「マザーグースの良さは分かった!マザーグースがたくさん聞けるCDが欲しい」と思った方もいるのではないでしょうか。
ここからは、マザーグースのおすすめCDをご紹介します。
マザーグースコレクション84
イギリスのレディーバード社の音源のCDと絵本3冊がセットになっていて、マザーグースの曲がイギリス英語で84曲も聞けます。
ゆったりとした曲調で聞き飽きず、毎日のかけ流しにぴったり。
あまり日本でメジャーではないマザーグースの曲もたくさん収録されているので、マザーグースを知るにはもってこいです。
歌詞が書かれたミニ絵本付きでマザーグースの世界を視覚的にも感じられます。
挿絵はほんわかした雰囲気で親子で見て楽しめますよ。
日本語訳と解説付きの小冊子も付いていてとてもお得です。
迷ったらこれを選ぶと間違いないでしょう。
Wee Sing
マザーグースはおうち英語でおなじみのWee Singシリーズにもあります。
Wee Singは英会話教室でもよく教材として取り入れられていますね。
こちらはCDのみですが、アレンジにクセがなく、聞きやすい歌いやすい音源で人気です。
「子どもと一緒に歌って楽しみたい」という人におすすめです。
いっしょにうたおう♪ マザーグース えいごのうた
「絵本に日本語表記も欲しい」という人にはこちらがおすすめ。
サンプルを見ると絵本のイラストがとても綺麗でした。
英語圏の文化や手遊び歌の解説付きでマザーグースを深く知ることができるようです。
いきなりCDを買うのはちょっと…という方は、YouTubeでも聞けますよ。
まずは気軽に聞いてマザーグースの良さを体験してみてください。
まとめ:マザーグースはおうち英語のかけ流しに最適!
今回はマザーグースとは何か、おうち英語でかけ流しをするメリット、おすすめのCDもご紹介しました。
幼児期に英語耳を育ててくれるマザーグース。
- 英語特有のアクセント・イントネーション・リズムが身に付く
- 親子で楽しく聞ける
- 文化や歴史の理解につながる
といった点でとてもおすすめです。
ぜひおうち英語のかけ流しに取り入れてみてくださいね。